体の不調は人格までも変えてしまう?!~「こころ」と「からだ」について~

今回は「こころ」と「からだ」の繋がりについてお話しさせていただきます。

このブログを書こうかと思ったきっかけは、妻が最近子供たちを叱り、子供たちが私に助けを求めることが多くなり、妻の話を聞いていると、どうも最近イライラしてしまうとのこと。

妻本人もなぜイライラするのかわからないと言うので、「今、イライラを楽にするのに何か出来ることある?」と聞くと、体を診てほしいというので、体がしんどくてイライラしてんのちゃうん?と思いながら体を診ると、、、

 

私の予想が的中し、体がしんどくて精神的に余裕が無くなっていました。

妻の体が元気を取り戻すと、妻のイライラは解消され、私と子供たちの平和が取り戻されました。

今回の件だけではなく、実際に当院に来られる患者さんの中には「体がしんどくて、どうしても子供や主人に当たってしまうんです。」と切実にお悩みをかかえて来院される方も少なくありません。

そんなあなたのお役に立てればと思いこのブログを書きました。

ぜひ、最後まで読み進めてみてください。

痛みは人格をかえる?!

時は遡り1864年アメリカ南北戦争中、D.Hミッチェル医師が負傷兵を診ていく中で「人は痛みにさらされることで気性がへんかする。」と気づき「どんなに気立ての良い者でも怒りっぽくなり、闘士も臆病になる。」と書き残しています。

人間は感情の動物といわれ、他の動物より感情が心身を強く支配しているようです。

 

この喜怒哀楽、泣き笑いの感情が人間にとって素晴らしいものでもあると同時に厄介なものでもあります。

怒ったり悲しんだり悩んだりして、強いストレスを受けているときは気持ちが沈んでしまい、状態が悪化すると体は、自分を守ろうとして腰痛、肩こりなどを引き起こす原因にもなります。

しかし、うれしい時、楽しい時は免疫力が活性化し、心身を好調にしてくれるようです。

以上のことから、感情は人格までも変えるほどの力をもっている事がわかります。

感情の力をかりて「こころ」と「からだ」を健康に!

感情は、健康と非常に密接な関係にあると言うことがわかって頂いた所で、

感情「こころ」を利用して「からだ」も健康になって頂くために、どういった事を意識していけばいいかを考えてみました。

要は、「うれしい」「楽しい」の感情を十分に感じてもらい、免疫力をUPさせるということなんですが、時には怒りがこみ上げてくる時もあると思います。

 

それはだれもがあることだと思いますので、怒りの感情を「ダメな感情」だと抑え込まずに、怒りの感情の背後にある悲しみの感情であったり、怒りの感情に隠されている別の感情を受け止めてあげると、次第に落ち着いてきます。

そうすれば怒りの感情を最小限にすることができ、いつまでもイライラせず、当たり散らす事もなくなります。

怒りを爆発させる前に、なんで怒ろうとしているのか?

1歩引いて自分を客観視するとよくわかります。

例えば、「ご飯を一生懸命作ったが、子供や主人が食べてくれなかったから怒ってしまった。」

この怒り背後には「一生懸命作ったのに食べてくれなくて悲しい」という感情が背後にありますので、「ああ、悲しかったんだ、、、」と感じる事ができれば怒りは少しずつ落ちついてきます。

あとは、その悲しんでる自分をこころのなかで抱きしめてあげてください。

そうすると悲しみも最小限ですみますので、ここまでできれば一番いいですが、最初はやはり爆発してしまうと思います。

まずは、一歩引いて怒りの裏側の感情に気づいてもらうだけでもいいので、ちょっとずつやってみてください。

 

このブログがあなたのお役に立ち、調子よくご機嫌で、家庭も明るく、家族もにこやかに過ごせると幸いです。

それでもイライラが止まらない、どうしても子供にあたってしまう辛い日々を我慢するまえに、当院にご相談下さい。

きっとお力になれると思います。

最後まで読み進めていただき、ありがとうございます。

 

しゅはら鍼灸整骨院